ラブピのダイアリー

ビジネスは清潔な場で展開される合理的なゲームではなく、弱肉強食の場で繰り広げられる生々しい格闘技ともいえる面があります。財閥系企業だからといってビジネスのルールを変更してはくれません。歴史と伝統を誇る企業の中でも、財閥系企業は官庁や市民からの信頼も厚く、多くの国家的プロジェクトにかかわりをもっています。「歴史と伝統を誇る」ということは、それだけ矜持を持った社員によって構成されているのでしょう。２０世紀から２１世紀となり、企業名で仕事を任せる時代は終わりました。企業としての役わりをはたせば、ビジネスの場から退場しなければならないのは、企業の規模や沿革とは関係がありません。バブル崩壊以降いたる所に不良債権が放置され、処理に追われる企業も多数にのぼりますが、財閥系企業といえ身内で発生した不良債権はあくまで身内で処理しなければならないことです。不良債権を誤魔化したままでは企業の繁栄は訪れないといっていいでしょう。それが原因で淘汰されるべき企業は、きっと時期を見計らって淘汰されなければならないものと思われます。ただし、市場のメカニズムが機能しているならの話ですが。

沖縄には学生時代一度旅行したことがあります。今年の夏再度訪れようとインターネットを通じて情報を収集しているうちに、あるウェブサイトに偶然出くわしました。そのサイトに描写された企業は、沖縄県内の市役所と業務提携を結び、これから長期にわたるプロジェクトを組んでいるようですが、どうも尋常ならざる面でネガティブな企業のような気がしてなりません。

ttp://www.miyakomainichi.com/2010/09/5407/
ttp://www.mitsui.com/jp/ja/release/2007/1189033_1498.html
ttp://wjn.jp/article/detail/3949021/
ttp://www.mitsui.com/jp/ja/release/2009/1189397_1500.html